子供の頃はルールを守った上毛かるた大会があった!

上毛かるたの「あ」は、「浅間のいたずら鬼の押出し」で始まり、最後の札が上毛かるたの「わ」、「和算の大家関孝和」まで。

上毛かるたの上毛は群馬の古称。かるたの札は全部で44枚で、群馬県の歴史や自然、偉人、産業などを読むかるたです。群馬県人なら知らない人はいないくらい超有名な郷土かるたですよね!

子供のころ散々やった群馬の郷土かるたが上毛かるた大会。地区の公民館に子供が集まって、上毛かるた大会を定期的にやってました。また、お正月には友人の家でかるた大会や学校内でも大会が開催され、県大会も開催されるほど県民にはメジャーなかるたですよね。考えたらとても懐かしいので、ここで上毛かるたについてまとめてみたいと思います。

ちなみに上毛かるたが誕生したのは、昭和22年12月のことです。戦後まもなく将来に希望が持てるように誕生したようです。

上毛かるたのルール(遊び方)

1.競技の心がけ

この「かるた」は、私達が楽しく遊びながら、私達の郷土である群馬県の歴史上有名な人物や、重要な産物、代表的な都市や、山と川、温泉等を正しく理解し、知らず知らずのうちに、郷土への知識を深め、郷土への愛情を高めていきたいと考えて、作ったものです。
だからこの「かるた」で遊ぶ時は、勝敗にばかりこだわらずに、礼儀正しく正々堂々と競技をして、お互いの品性を高めるように、楽しく遊びましょう。

2.競技のやり方

ご家庭でされる場合には、この他にもいろいろなやり方を考えて、お遊び下さい。

1)団体競技 (三人が一組となり、二組で勝負します。)

2)個人競技 (一人対一人で勝負をします。)

3.競技に必要な係員

1)進行係 一、二名
※競技をすすめていきますが、人数が少ない場合は、「読み手」がかねることができます。

2)読み手 一、二名
※読札をよむ。

3)審判員 各試合に一~二名
※競技を公平に審判する。

4.競技に用いる札

取札、読札とも四十四枚です。

5.競技の準備

1)先ず三人ずつ向い合って一列にならびます。この陣の巾は1.5メートル以内とし、この巾の中に三人が適当な間をおき、両膝を揃えて(お尻は上げてもよい)座ります。個人競技の札の巾は、0.5メートル以内とします。

2)進行係の合図で、真中にいる者が代表となって二十二枚ずつに分けて、前におきます。ジャンケンに負けた者が先にどちらかを取り、勝った者はあとから取ります。

3)札のならべ方
札は自陣の前に、団体の場合は、二段、個人の場合は、三段にそれぞれ平均にならべます。
両方の陣の間は、3センチ(畳の目三つ)はなし、各段の間及び左右の間は1センチほどあけ、札と選手の膝がしらとの間は、20センチ以上あけます。札のならべ方にいろいろ工夫を加えても、かまいません。
但し、団体競技の持札は三人で平等に受け持つこと。(一人は八枚となる)

4、記憶時間
「かるた」をならべ始めてから5分間を記憶時間とします。この間に取札を記憶します。

6.競技開始

1)記憶時間が終わると競技に入ります。

2)先ず「読み手」が「空札」を二回読みます。空札には『つる舞う形の群馬県』の札を用います。
二回目に読む『つる舞う形の群馬県』が予令になり、三回目に読む札から取りはじめます。その後は、今取った札を予令として、今一度くり返して読み、最後までその形で続けます。

3)競技中は勝手に札の位置を変えてはいけません。札の空いた所ができて、札の位置を変えたい時には相手の了解が必要です。

4)取札が最後の二枚になったら、どちらの札が残っていても、横に三十センチ離してならべ、各組の代表一名ずつで、この札を争い、一枚をとった者が残りの一枚も取ります。

7.採点

採点の計算は、一枚一点とします。但し、団体競技の場合は、次のような「やく札」があります。

○印中学校 ×印小学校

・○親札 つちけの三枚で十点
・×○五市札 おかめきけの五枚で二十点
・×○三山札 すものの三枚で十点

「やく札」は揃わなければ、一点として計算します。
個人競技には「やく札」はありません。
団体・個人とも同点の場合は、『つ』の札のある方を勝とします。

8.競技上の注意

1)札を取る時は、押えても、はじいても、押しても引いてもよいです。
(札に指が早く触れた方が勝なのです。)

2)両手を使ったり机の上にかぶさってはいけません。
使わない方の手は膝から前に出さないようにし、使う手も札が読まれるまでは、膝の上におくか、膝がしらより前に出さないようにおきます。

3)お手つき
自分の陣でも、相手の陣でも、読まれた札のない方をついたら「お手つき」として、取った机の中から一枚を相手にやります。味方の三人がそれぞれ、同時に「お手つき」しても、相手に渡す札は『一枚』でよいです。

4)あいこ
両方の手が重なったら、下の手の者が取ります。
同時の時には、持札の者にゆずります。但し、その札が「やく札」の時には「審判あずかり」とします。

5)競技の始めと終りには、お互いに「礼」をかわしましょう。

6)相手に不満があっても、直接「言い争い」をしないで、審判を通じて堂々と意見をのべましょう。

※以上上毛かるたに同梱されているルールと遊び方より

知ってましたか。実は現在の「上毛かるた」には、県境をこえた「日本一決定戦」が存在しているようです。会場は東京の板橋区。驚きましたね、当方のころには全国区になってなかったですからね。

子供のころは「よ」の札がどうもエッチに映り、見るのも取るのも照れくさかった記憶がよみがえる。「世のちり洗う四万温泉」ね。

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